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肌の色も髪の色もなんでもOKな世の中にしたいよね

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これは昔の話?
いやいや、これほどあからさまではないかもしれないけれど、まだまだ世界中にある、差別の話。

アメリカはついこないだまで、こんなことが普通だったんだー。どこが自由の国なんだろうか。

わたしのとくべつな場所(パトリシア・マキサック)

肌の色が違うだけで差別するなんて日本人の私には全く理解が出来ないけれど、これが現実。

パトリシアはお気に入りのワンピースをおばあちゃんに着せてもらいある”とくべつな場所”へ行こうとします。

その間、立ち寄った公園のベンチには「白人専用」と書いてあり、ホテルの入り口では黒人お断りと文句を言われ、レストランでも白人と黒人が同じ席で食事が出来ない現実にぶつかります。

途中で心が折れそうになりながらも、なんとかたどり着いたその場所は・・・。

そうだったんですね。公共図書館というところは、誰もが自由に入ることが出来る
唯一の場所だったんですね。

図書館しか自由に入れないなんて・・・なんてところだよ。

どこへ行くんだろう、気になって仕方がなかった。

私の中では「まさか」という感じでした。いかに、差別の事実を知らないか、ですね。

図書館で、末っ子に読んでいたのですが私の方がなんだかぐっときてしまいました。

人は差別したがる生き物だから

肌の色で人を差別してはいけない、なんていいますが、日常的に差別はあちこちにあります。

日本人同士の中でも差別していますよね。

なんで差別が生まれるのか、自分が優位に立ちたいという気持ちからなんだと思うのですが、それって自分というものをしっかり持っていればしなくていいことのはず。

自分に自信を持っていて、自分の価値がわかっていれば、人は人、私は私、とその違いを認めて、対等につき合えるはず。

それをわざわざ差別したりするのは、自信のなさの現れだと思うのだけれど、子供の世界にも大人の世界にも両方差別がありますよね。

だからこそ、その「差別したい」という気持ちが起きないように、我が子には小さい頃から自分に自信をつけさせてあげたいと思うのです。

差別とはちょっと違うんだけど、ネットの世界である「さらし」。人を攻撃して喜ぶ輩がたくさんいる。

差別したり、人を攻撃することでしか、自分の価値を認められないのかなあ。何とも悲しい世の中だと思いますが。

せめて我が子達だけでもそんな人間にならないようにしたいものです。